投稿日：2016年03月28日

こんにちは、サカです。

私は先週風邪で２日ほどダウンしてしまいました。皆さんはどうでしたか？
私の職場では皆一通りダウンしていたようだったので私の番だったようです。

さて風邪と言えば我が家ではカバくんでお馴染みのイソジンのうがい薬を
愛用しています。このうがい薬ですが、先日からひと騒動あったのをご存知でしたか？

このイソジンですが、実は日本で製造・販売しているのは明治ですが、アメリカの
ムンディファーマ社がイソジンブランドの権利を持っています。
長年日本では明治がライセンス契約し製造・販売を任されてきたのですが、ムンディファーマ社が
明治との契約を今度終了して、次回からはシオノギから製造・販売されることになったそうです。
明治は契約の継続を望んだそうですが、断られたとの事でした。

しかし、このうがい薬「イソジン」ブランドの権利を持っているのはムンディファーマ社ですが
このうがい薬を製造・販売権利や成分「ポビドンヨード」に対しては権利はないそうで、明治は
引き続きカバくんのキャラクターを使い、明治「うがい薬」として製造・販売する予定でした。

ところが、ムンディファーマ社がカバのキャラクターのパッケージを使って、新しいイソジンを
売り出そうと計画している事がわかったのです。
　そこで明治はカバくんは明治が作ったキャラクターなので、使用しないように提訴しました。
ところがムンディファーマ社はキャラクターはブランドと一体のものとして逆に明治に使用しない
ようにと真っ向から争う姿勢をみせたのです。

皆さんはどう思いますか？
私は他人のふんどしで相撲を取っていたのに、それを交代させるだけでなくそのふんどしまでよこせと
言っているように見えて、なんてひどい話だと思っていました。
ところが、この程急転直下２社は和解し、明治は引き続きカバくんを使いうがい薬を製造・販売する、
イソジンブランドは使わない、ムンディファーマ社はカバのキャラクターを使わないという事で
落ち着きました。
いったいどういう流れで和解したのでしょうか？実際はいろいろあったのでしょうね。

最近気になっていた事件でした。とにかくカバくんが生き延びられてよかったです。
ではまた。