投稿日：2017年02月23日

帰山です

先日天王寺にある大阪市立美術館に、日展を観に行きました。
日展とは国内最大規模の美術公募展です、絵画や彫刻、工芸、書の展示があります。
私も大学から日本画を描いていますので過去に出品したこともありますが、入選しようと思うとなかなか難しい公募展でもあります。

私の場合日本画を描いていますというと、「浮世絵か、水墨画ですか？」などどよく聞かれるのですが、現代日本画というのはこんなのですよ、と説明したい時にはこういった公募展の日本画を観てもらえればと思ったりします。
現代日本画は、見た目的にはぱっと見て油絵にも見えるのですが、絵具が違ったりします。
基本的に自然の物を描くことが多いですが、画題も自由だったりします。

最近はなかなか日本画を描く時間も取れないのですが、特に日展のような公募展用の絵となると2メートル近い大きさの絵になってくるので、絵のパネルを用意するだけで大変なことになってしまうのですが。
そこまで大きいのはともかく、また時間を作って制作出来たらと思います。
美術館にいくと「自分もこんなふうに絵が描きたいな」といった、やはりそういった創作意欲が湧いてくるので、そういう意味ではとても良い場だなと思います。
世界的に有名な画家の展覧会だと「すごい……」という気持ちだけで終わってしまうのですが、アマチュアの作家も出しているような公募展だとやはりそんな気持ちになります。