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洗濯表示
投稿日:2017年09月15日
帰山です。
服についているタグの洗濯表示が、実は平成28年12月から新しい規格の物に変わっていくそうです。
とっくに知っている、という方ばかりかもしれませんが。普段、洗濯方法に細かい指示があるような精細な服をあまり買わない自分としては初耳でした。
日本で昔からあった洗濯表示ですが、海外の洗濯表示規格と合わせるために、今回の変更があったそうです。
今まで20種類くらいだった表記が一気に40種類くらいまで増えるそうで。実際に変更前変更後の表を見てみましたが、正直な所、増えてややこしくなった上にアイコンとしてもわかりにくくなっている、というのが感想です。
例えばフラスコの絵に「エンソサラシ」などと書いてあった日本語が、新しい表記では文字が完全に無くなるので、事前にアイコンの意味を覚えていないと、どういう意味なのかまったくわからないデザインになっています。
全世界共通でやるのであれば、それは致し方ないことなのだと思います。
新しい洗濯表記のデザインも、文字を使わない中では良く出来ているのですが。やはり言葉や文字を使わないでアイコンだけで行動を指示する、というのは難しいというか、まず不可能なことなのだなと感じます。
アイコンだけで分からせる、ということはある程度で諦め。アイコンの意味をどのように覚えてもらうか、どうすれば共通認識になるか、といったことも大事なのかもしれません。
ウェブデザインで言えば、アイコンにカーソルを合わせると、アイコンの意味が文字で表示される、といったようなことでしょうか。
とは言え、自分も高校や中学時代に家庭科の授業で洗濯表記を覚えるようなテストがありましたが、覚えるものが40種類もあったら大変だなと思います。