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はたらく細胞

投稿日:2018年07月26日

帰山です

7月から始まったアニメで、「はたらく細胞」という作品があります。
人間の体内で働く細胞、血管内の白血球や赤血球を擬人化し、細菌の駆除や、栄養素の運搬といった仕事を、私たちみたいにサラリーマン的に働く人間としてドラマ化したような内容です。

体内に入り込んだ細菌が、どのように駆除されるのか。擦り傷が出来て血が出た時、その傷口ではどのようなことが起こっているのか。
というようなことは理科の勉強などでなんとなく知っていることですが、それをあえて擬人化したキャラクターの目線で描いています。
自分の体の中で、このようなドラマが起こっているのだと思うと、なかなか面白いです。

NHKの特集などでも、人体の不思議についての特集などもありますが、そういったものを見ると、人間の臓器や体の仕組みはとんでもなく緻密に出来ており、驚かされます。
人体は小宇宙とも言いますが、まさにその通りです。
普段普通に生きているとなかなか自分や他人の体のそういった凄さ、というものはどうしても見落としてしまいますが、そういった実はすごいことを敬う気持ち、というのもとても大切だと思います。

擬人化、というキーワードは最近の漫画やアニメではよくあることですが、ありふれたことをキャラクター化することで、自分と同じ目線、感情移入できるようにし、感動できるようにする、という手法は確かにかなり効果的です。

自分の体の中で、一生懸命に働いている無数の細胞たちに感謝する。ということもしなければ、と思います。

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