投稿日：2019年09月27日

岡本です。

近頃、常駐先にてAdobeXDを使わせて頂いてます。
先日急遽、エンドユーザー様のコーポレートサイトリニューアルの案件を頂きました。
デザイン計画から実装まで一任していただけるとのことで、デザインカンプの作成ソフトに何を導入するか検討したところ、
流行のツールであり無料でも使えるAdobeXDを導入したいと思い、許可を頂きました。

Adobe社のデザインソフトと言えば、IllustratorやPhotoshopに代表される高価な商品が有名かと思いますが、
XDは無料で使えるプランが有り、無料版と有料版の違いはクラウドストレージの容量と成果物の共有可能数の違いのみとなっています。
デザインの作成に関してであれば、機能の差異は一切ありません。

使用感はかなりIllustratorに近いです。WEBデザインに必要最低限な機能を備えたIllustratorといった感じで、
Illustratorを普通に使える人であれば、ものの数時間で大抵の機能は使いこなせるようになると思います。
Illustratorと比べて非常に立ち上がりが早く、軽いのが魅力です。

そして、Illustratorには無い目玉機能として、『プロトタイプ機能』が挙げられると思います。
プロトタイプとは、各オブジェクトにアートボードから別アートボードへのリンク機能を設定することによって、
プレビューモードで画面遷移を実現させることができます。
更に、このプロトタイプ設定を行ったXDファイルをクラウドストレージで共有することによって、
Webブラウザ上でデザイン確認と画面遷移まで確認することが可能になります（XDのない環境でも、クラウド上のURLを相手先に送ることで共有可能）。

無料なので導入が容易で、上記の通りIllustratorを使える方なら、すぐ身につけることができますので、
全てのデザインに携わる方にお勧めしたく、是非インストールして頂ければと思います。