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海外の軽減税率
投稿日:2019年09月24日
帰山です
10月から消費税増税が始まり、軽減税率も導入されます。
実は軽減税率はフランスで50年ほど前に実施されて以来、消費税を導入している海外の国ではほとんど採用されている制度でもあります。
例えばイギリスでは消費税は20%と高い割合ですが、生活必需品については0%になっています。
ドイツでも消費税19%に対して、軽減税率は7%。
テイクアウトとイートインで税率が違ったりと、日本で今回導入される軽減税率もこの海外で既に実施されていることがモデルになっています。
アメリカではさらに州によって税率が違うなどもあるそうで、季節や時間帯によっても変わるというさらに複雑な税率設定になっているそうです。
例で言うと、ある州ではモーニングタイムだけコーヒーに軽減税率が適用される、といったことがあるそうです。
複雑ですが、ちょっとした心遣いというか、面白さもあります。
日本では今までなかったことなので、当然最初は戸惑うことなのはどうしようもないですが、海外では当たり前に行われていることだと分かれば、それほど無茶苦茶なことではないと思います。
システム開発、という部分でもこれまで単一の税率計算しか想定していなかったものが、複数税率に変わると当然改修が必要になります。
海外では税率が変わった場合にどのように対応しているのか、ということも気になります。