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緊急ではないが重要な仕事
投稿日:2020年01月23日 ビジネス
帰山です
今年の1月17日で阪神淡路大震災より25周年になります。
自分の住まいは阪神間で、生まれも小学校からも同じですが、震災の前後数年は実は別の場所に住んでおり、震災には合いませんでした。
運が良かったことだとは思いますが、小学校の頃は周りの友人がだいたい震災を経験している中で、自分だけ取り残されたような気持ちもありました。
阪神間に住む人はこの25年で大きく移動し、現在では震災を経験した人は半分くらいしかいないそうです。
今後の災害、という意味でも、やはり災害を経験していない自分のような人がいかに防災意識を持てるかが重要だと思います。
自分は大丈夫、という楽観が、一番怖いのかもしれません。
時間管理のマトリクス、という考えがあります。
取り組むべき仕事を「緊急の重要な仕事」「緊急だが重要でない仕事」「緊急ではなく重要でもない仕事」「緊急でないが重要な仕事」の4つに分けて考えます。
多くの人は緊急性のある仕事はすぐに行いますが、「緊急でないが重要な仕事」は一番後回しにしてしまう傾向があります。
ですが本当に一番大切な仕事は「緊急でないが重要な仕事」だそうです。
「緊急でないが重要な仕事」とは、例えば日ごろの仕事の準備、勉強であったりがそうです。
準備を行うことで「緊急の仕事」は緩和されていきますが、怠るといつまでも「緊急の仕事」に追われる毎日になってしまいます。
話は戻って災害のことで言えば、「緊急でないが重要な仕事」とは防災の準備にあたります。
どうしても後回しにしてしまうことですが、この節目に、もう一度意識を切り替えなければと思いました。