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センザンコウ
投稿日:2020年07月08日 トピックス
こんにちは。松宮です。
本格的に暑くなってきましたね。今年は夏祭りに行けないですね。
寂しいです。
緊急事態宣言が解除され、元の生活に戻りつつありますが、
まだワクチンはできていないので引き続き警戒が必要です。
新型コロナはコウモリが発症し、センザンコウという哺乳類に感染し、センザンコウを食した人間が感染したと言われています。
本日はセンザンコウについて書いてみます。
皆さんはセンザンコウについてご存じでしたでしょうか?
私は今まで存在すら知りませんでした。
地球上の哺乳類で唯一の鱗甲目で、全8種類います。
生息地はアフリカ(ケニアや南アフリカ共和国など)やアジア(中国、インド、台湾など)です。
そんなセンザンコウですが、多くの密取引により絶滅危機種に認定されています。
中国ではセンザンコウの鱗が漢方や小物などに使用され、肉は食べるそうです。
アメリカでは鱗や皮を小物やベルト、帽子、ブーツなどに使われます。
過去100万頭程自然界から盗まれ、特にマレーセンザンコウは80%も減少してしまいました。
新型コロナが流行したことでこの事実を知りました。
余り身近な生き物ですはなかったですが、8種とも絶滅して欲しくないです。
中国では漢方薬のリストからセンザンコウを除外し、アメリカでは代行としてアマゾンに住むピラルクーという巨大魚の鱗を使用しているそうです。
ただ、センザンコウの鱗が人気だっただけにピラルクーも減少が心配されています。
コロナのワクチンが出来ても、違法取引は厳重に取り締まって欲しいです。