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ずぼらや
投稿日:2020年08月03日 ライフスタイル
こんにちは。
松宮です。
いつの間にか夏ですね。コロナや水害で今年は夏を楽しむのも難しいですね。
熱中症にも注意しましょう。
新型コロナの影響で多くの飲食店、旅館が閉められています。
大阪、道頓堀の名店「ずぼらや」もその一つです。
愛嬌のある大きなフグの看板が有名な店です。
心斎橋筋商店街は一昔前、7年程前はしょっちゅう行ってました。
フグのオブジェも景色になじんでいて、あって当たり前でした。
ずぼらやに食事に行く機会はありませんでした。
フグ料理も食べた事はないですが、閉店してもフグのオブジェは残す意見もあるそうです。
私も残してほしいと思います。あの景色からフグがいなくなるのは大変寂しいです。
昭和32年に設置され長さ5メートル、高さ2・5メートルもあります。
ずぼらやはキッチリかしこまらずにずぼらな服装で気楽にという意味があり、店名の由来だそうです。
お土産屋さんでもずぼらやのフグのグッズは人気だそうです。
づぼらやの新世界本店は大正9年(1920年)に大阪で一番最初のフグ料理店として開店しました。今年で100周年でした。
フグは縄文時代から食べられていたそうですが江戸時代、朝鮮出兵の際に、九州や山口県辺りで毒の事を知らずフグを食べた武士が中毒死し、豊臣秀吉によりフグを食べるのは禁止されました。それでもフグの人気は劣らず「てっぽう」という隠語で食べられていました。
「てっぽうの刺身」が「てっさ」「てっぽうのちり鍋」が「てっちり」と今てもなごりが残っています。ずぼらやの外観にも看板メニューで書いてありました。
いつでもあると思っていたのでいつも近くでじっくり見ていませんでした。
実は、野外看板は道路に1m以上出たら違反になります。法律上は撤去が正しいのです。
コロナ渦の中で繁華街に行くのも良くないのは分かっていましたが、撤去になると後悔すると思い家から近い新世界本店に写真を撮りに行きました。
沢山写真に収め、しっかりフグを見て名残惜しんできました。
フグのストラップとぬいぐるみも寂しさに負けて買ってしまいました。
フグ、本当に残してほしいです。