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Javaとキャリア考察

投稿日:2020年08月11日 テクノロジー トピックス ビジネス ライフスタイル

こんにちは!入社9ヶ月の江宮です。

最近は今後のキャリアに強い関心があります。

残念ながらJavaでの実務経験はまだありませんが、かけだし時期である現在のメイン学習言語ですので、その特徴とキャリアプランについて今日は書きたいと思います。

Javaの特徴

汎用性

特徴の一つとして、汎用性が高いということが挙げられます。

開発元であるSun Microsystemsの「Write once, run anywhere」というスローガンが示すとおり、JavaはJVMという仮想環境のソフトを利用すれば、OSに依存せず動作可能という特徴があります。

MacOSやWindowsといったOS間での互換性はもちろん、家電やスマーフォンなどでもJavaによるアプリが使用されています。

Androidのアプリ開発に加えて、最近ではIoT分野においてJavaは注目されています。


大規模開発に向いている

Javaはカプセル化や継承等の機能を備えた、オブジェクト指向が確立されている言語なので、プログラムの細かな機能を部品に分解して作業することができます。

このオブジェクト指向により、パーツに分けてプログラムを分担することで、たくさんのプログラマーが仕様書に沿って各機能のコーディングを進めることができ、大規模なシステムを作り上げることを可能とします。

またコンパイラ型のため処理速度が比較的速く、マルチスレッドを強力にサポートしているのに加えて、ハッキング等からのセキュリティにも強いので、銀行などの信頼性の高い大規模システムにも向いています。


需要が高い

Javaは習得に難易度が高いと言われていますが、幅広い分野で利用されているため需要が高い言語です。

求人案件数も常にトップであり、いわゆる「つぶしの効く言語」とも言われています。

以下、Javaが使用されている分野を列記します。


  • システム開発
    金融取引、会計、勤怠管理、配送システムなど、基幹系を含む幅広い分野での開発で使用されています。
    Javaが使用されている分野の中で、最も需要が高い分野です。

  • Web開発
    Webサービスは沢山のアクセスが同時にされると、処理速度が追いつかなくなる可能性があります。
    Javaの特徴の一つとして、処理速度が比較的早いことが挙げられます。
    小規模なWebサービスではPHPやRuby、大規模なWebサービスではJavaが好まれる傾向にあります。

  • スマホアプリ
    現在Googleが提供するAndroid OSで動作するモバイルアプリは、ほとんどがJavaで書かれています。
    スマホアプリの需要は年々高まっているので、その標準言語であるJavaの需要も今後ますます高まっていくでしょう。

  • 組み込み系
    組み込み系には、コンパクト設計が可能で実行速度の速い言語が用いられることが必要です。
    そのためにC言語やC++で開発されることが主流ですが、Javaは機器と環境を選ばないという大きな強みを持っているため、組み込みソフトにも使用され ることが可能です。
    最近ではIoT化に伴って、情報家電等でJavaを使用するケースも増えています。

今後のキャリア

プログラマーの理想的なロードマップとしては、

「専門性のスキルアップ ⇄ より高単価案件の獲得」

という好循環を最大化させながら、希望分野の仕事に就くことが理想的だと思います。

今の自分はJavaの実務経験がまだゼロなので、最重要課題としてJavaを使用した開発経験を一日でも早く積むことが必須です。

しかしながら経験が乏しい今は獲得できる案件も少ないので、そこは資格取得や自主学習でカバーしながらあとは運ですね(笑)

近い将来には、Kotlin等の言語も学習してスマホアプリの開発をメインにしつつ、自分の専門分野を開拓していきたいと思っています。
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