投稿日：2020年09月30日 デザイン

こんにちは。石原です。

夜もだいぶん冷えるようになってきました。寒暖差にやられ私自身が体調を崩してしまいましたが、皆さんは体調を崩さないようお気を付けください。

現在、仕事でデザインの業務を担当していますが、色について、カラーユニバーサルデザインと呼ばれるものを取り入れています。
カラーユニバーサルデザインとは、色弱の方も、そうでない方にも正確な情報が伝わるように配慮されたデザインのことです。 例えば、濃い赤と濃い緑を並べても、色の違いが判らない方がいます。そのような方にも正しく情報が伝わるように、色相を変えたり明暗に差をつけたりします。

日本では男性の20人に一人、女性の500人に一人、日本全体では300万人以上が色弱者だといわれています。これらの方々は色弱者でない人たちと見え方が異なります。大雑把な違いは分かっても、細かい差がわかりにくかったり、一部の色が認識しにくかったりなど。その色弱の方々の中でも、見え方の傾向が異なるため、細かな配慮が必要となります。

個人でそのような方々の見え方に完全に対応するのは難しいです。そのため、日本ではカラーユニバーサルデザイン配色セットというものが無料で公開されています。
現在私はその色合いを参考にしながらデザインを進めています。まだ知識が至らないところもあるため勉強中ですが、そのような方々がいるということを念頭に置いて、これからもデザインを行っていこうとおもいます。