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競馬とAI予想

投稿日:2021年04月27日 テクノロジー

帰山です

競馬の話ですが先日、白毛(白馬)のソダシという競走馬が桜花賞というレースで優勝しました。
白毛の競走馬は数が圧倒的に少ないので、今まで強い馬はいなかったということですが、その既成概念を打ち壊した世界的にも珍しい出来事でした。

競馬は血統やこれまでの成績、調教の様子、騎手、天候、コース、など様々なデータを元に予想するものです。
最近はAIでの予想もあり、以前にもテレビのある企画で、ベテランの予想屋とAIが競馬の賭けで勝負をしていい勝負をしていましたが、最終的にAIがより多く掛け金を回収していました。
膨大なデータがあるからこそ、AIを活用することが出来るのだと思います。

ですが、AIといってももちろん外れることも多く、実際には馬が走って結果が出ないと分かりません。 レースでどの馬がどのように走るかは、不確定要素が多すぎるため、当然と言えば当然です。

AIというのはそのうち万能になるのではないかと言われていますが、今の時点ではまだまだ途中段階だと言えます。
AIに入力するデータや、予測する仕組みは結局人間が作っているので、不具合の無い機械が存在しないのと同じです。

AIやシステムは何でもやってくれるもの、ではなくて、どこまでは出来てどこまでは出来ないと割り切ることは大切だと思います。
それを理解することで、より活用できるのではないでしょうか。

競馬の話に戻りますが、結果が出ないとわからないことは承知の上で、それでも20~50%くらいはあらかじめデータで予測出来る。 という部分が人を引き付ける要素なのかもしれません。
私は賭け事は非常に弱いので馬券には手をつけませんが…。全力で走る馬は予想外の展開があるからこそ面白いと思います。

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