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ワクチン騒動悲喜こもごも

投稿日:2021年05月21日 トピックス ライフスタイル

こんにちは、サカタです。
最近メディアではコロナワクチン接種のニュースが多いですね。
予約サイトがトラブったり、高齢者でないのに接種する人がいたりとか…。
アメリカでは余っているのかワクチン接種付きの旅行ツアーが始まるとか。

先週両親が電話が混んでだいぶ待たされたがやっと予約が取れたと喜んでいたのですが、今週になって父が別の病気で入院してしまい、本日の予約だったワクチン接種が父だけ、取り消しとなってしまいました。そこで母だけ1回目の接種を済ませてきました。
私も基礎疾患があったり、血栓ができやすい持病があったりで何かと不安です。

こんな状況を考えると、私はニール・ブロムカンプ監督の映画「エリジウム」やSF作家グレッ・グイーガンの短編「イェユーカ」が思い起こされます。後者はマイナーだし、かなり暗い話なので、今回は前者の話をしたいと思います。(いずれもディストピアな未来の話です)

映画「エリジウム」は、ニール・ブロムカンプ監督・脚本による2013年のアメリカ合衆国のSF映画です。
ニール・ブロムカンプ監督はヨハネスブルク生まれで、他には監督として「第9地区」「チャッピー 」等の映画を作っています。すべてSFですが、社会問題等の比喩がこめられた内容の作風となっています。

未来の荒廃してしまった地球にはエリジウムと呼ばれる富裕層しか住めないスペースコロニーがあって、そこには最先端の医療マシンがあり、色々な病気を治す事ができます。そのため地球から違法にエリジウムに向かう人々は多いのですが、マット・デイモン演じる主人公を含めエリジウム市民として登録のない地球の住民は医療マシンから治療を受けることができません。
そこで主人公の取った手段は…。

という内容です。結末を知りたい方は映画を見ましょう。
ただしブロムカンプ監督作品は強烈な内容のものが多いですのでトラウマになっても一切責任は負いませんのでご注意ください。
(Amazon Prime Videoで見れます。)

エイズの時も、ある日本人科学者が治療薬を開発したのに、製薬会社によって高額な価格で発売されたため、再度別の治療薬を開発して適切な価格での販売を条件に製薬会社にライセンスし、更に数年後に新たな治療薬を開発し、特許が世界保健機関に無償譲渡され、途上国に対して安く提供されるようになり、エイズ治療に貢献することになったという事実もありました。

コロナワクチンも早く多くの人々に簡単に受けられるようになるとよいですね。

それでは、また。
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