ブログBlog
偽のセキュリティの警告の判別方法
こんばんは、東郷です。
前回のブログでノートンのセキュリティの警告のダイアログが
頻繫に出てくる件について書きましたが、
今回は偽のセキュリティの警告の判別方法について調べたのでご紹介します。
偽物の可能性が高い警告として挙げられるのは、主に以下のような内容です。
- セキュリティシステムが破損しています
- ウイルスに感染しています
- システムのアップデートが必要です
- バッテリーが損傷しています(スマートフォンの場合)
一見インターネットを利用しているとよく出てくる内容ですが、
「破損」「ウイルスに感染」「バッテリー損傷」等、不安を煽る文言が共通しています。
特に下記のような単語や要求が含まれていて、
今すぐ警告のダイアログの指示通りに対処をしないと危険だと
急かすような文言であれば要注意です。
- 破損
- 重大
- リスク
- 今すぐ
- 電話をかける
- メールを送る
- ダウンロード
- インストール
- ウイルス
- 検出
- 修復
- 購入する
- サポート
通常はセキュリティソフトが脅威を検知した場合、自動的に削除等の適切な処置を行うので、
電話やメールで連絡、ソフトをダウンロード、インストール、購入することを要求されることはありません。
加えて、警告のダイアログがセキュリティソフトではなくブラウザから表示されたり、
警告音が鳴る場合も偽物の可能性があります。
PCやスマートフォンのOSそのものにはこうした機能はなく、
セキュリティソフトが反応しないのであれば
メッセージを無視して警告のダイアログを閉じれば大丈夫です。
サイトを開こうとした際に偽のセキュリティ警告が表示されるだけでは被害は発生しません。
万が一警告のダイアログに従って何かをインストールした場合はすぐにアンインストールし、
セキュリティソフトでスキャンを行えば安全性が高くなるそうです。