投稿日：2023年02月08日 ライフスタイル

こんばんは、南川です。

今日は「シンギングボウル」という楽器の話をしたいと思います。

シンギングボウルとは、一言で言えば「ごついおりん」です。その見た目のゴツさに反して大変繊細で深く長い響きある音を奏でるチベットの楽器です。

その独特な音色は「1/fゆらぎ」という、自然界に多くみられる現象があると言われ、リラックス効果を感じさせるものです。

実は、最近そのシンギングボウルを鳴らす事にハマっています。最初は鳴らした際の心地良さから奏でることが好きだったのですが、今は「もっと心地よくて綺麗な音を鳴らせないか」とチャレンジするようになりました。

シンギングボウルの奏で方は独特な方法で、おりんを「叩く」ではなく、おりんの縁を「撫でるようにこする」という鳴らし方です。誰でも簡単に奏でることができる楽器ですが、「良い音を綺麗に伸ばして奏でる」となるとかなり奥深く難しいです。

シンギングボウルに限らず、「楽器を奏でる」ということはまず「良い音を知る」ことから始まると思います。自分が取り組んでいることも、表面だけや枠組だけでわかった気にならず、本質を知る努力は怠るものではないなと思いました。