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TwitterのAPI有料化
こんにちは。牧田です。
節分も過ぎ、まだまだ寒いですが、少し日も長くなって少しづつ春に近づいていますね。
今日は最近騒ぎになったTwitterのAPI有料化のニュースを紹介します。
APIとは、ソフトウェアやプログラム、Webサービスの間をつなぐインターフェースのことを指します。
具体的な例ではGoogle MapsのAPIを利用してWebサイトに最新のマップを表示したり、Twitterアカウントと連携する事でログインできるソーシャルゲームなどがあります。
Twitterは、2月9日にTwitter APIへの無料アクセスを終了し、月額100ドルで有料化する方針を発表しました。
TwitterのCEOであるイーロン・マスク氏によると「無料のAPIはbotによって詐欺師や情報操作に悪用されており、コストもかからないため10万個ものbotを簡単に導入して悪用できる」とし、有料サービス化することでボット排除を目的にしているようです。
これを受け、『アズールレーン』といったソーシャルゲームの公式Twitterアカウントは、APIの有料化に伴うアカウント連携仕様の影響についてTwitter社に問い合わせ所、Twitter社は「連携仕様に影響しない」 と回答を得たことを発表しています。
またイーロン・マスク氏は「善良なコンテンツを提供するボットに関しては例外的に無料でAPIアクセスを許可すると」述べている事からあくまで悪質なbotの排除を対象にした改定の様です。
ですが、Twitterアカウントとの連携ログインを実施していたサービスはアカウントの引継コードの発行や他の連携方法など万が一に備えてアカウンの確保を呼び掛けています
botの中には「地震速報」(@earthquake_jp)さんといった災害時の情報発信を目的に運営されていたものもあります。フェイクニュースなど情報の取り扱いに慎重になっていくなか、今後個人の情報発信の場はどの様にかわっていくのでしょうか。