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コードが動かないので帰れません!

投稿日:2024年06月03日 ライフスタイル

こんばんは、阿部です。
表題の本を読んだので、感想を書きます。


コードが動かないので帰れません!


初心者向けに書かれた、デバッグの技術書です。
フロントエンド言語のJavaScriptを例に挙げ、
間違えて記述されているコードのエラー文の説明がなされています。
硬い技術書のように、1ページ丸々コードが羅列されていることはありません。
ゆったりとした余白と適度なグリーンの差し色で、読みやすかったです。
章ごとにマンガも添えられています。




現在、常駐させていただいている現場では、
デバッグ機能のあるツールを使って作業しています。
なのですが、「スタックトレース」の意味も読みかたも知らないレベルだったので、デバッグの勉強をする必要がありました。
現場のエラーを読めるようになればと、本書を手に取りました。


参考例を挙げると、本書で紹介されているデバッグ方法のひとつに、
ブレークポイント」というものがあります。
実行中のプログラムを任意の箇所で、一時停止させる機能です。
あらかじめ設定したブレークポイントに到達すると、
プログラムが止まります。
このとき、プログラムの状態を観察できます。
変数の中身を確認できたり、任意のタイミングでコードを実行できたりします。
常駐先でもブレークポイントを使って、
バグを特定したり、プログラムが想定通り動作しているか確認したりしています。


エラーを読んでもすぐに分からないので、
読み飛ばしてしまうことが多かったですが、
勉強と実務の併せで、エラーの認識も変わってきました。
本だけでなく、現場の先輩から効率的なデバッグ手法を教わることも多いです。
まだまだ勉強不足なので、これからもエラーを読んでいきます。

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