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新しい技術のニュース

投稿日:2024年07月30日 テクノロジー

こんばんは、南川です。

今週から8月が始まります。毎朝の天気予報で「今年一番の暑さ」が更新されていることを思えば、 この先の猛暑に更に気が抜けない日々になりそうです。

本日の新聞で日立製作所が、「文章作成者が人間か生成AIかを見分けることができる技術」を開発したという記事を目にしました。今年は、EUでAIを規制する法律が成立し、日本でも「AI事業者ガイドライン」が発表され大きな動きがありました。

開発された技術は、特定の単語に続くと予想される単語の一部を「電子透かし」用の単語としてリスト化し、AIによる文章作成時にリスト内の単語が選ばれるように開発したと書かれていました。AIごとに作成するため、どのAIによって生成された文章であるかも判別することができるとのことです。実用化ができるようになればAIが作成した誤情報を防止できたり、著作権侵害のリスクを低減できるツールになります。

この記事を目にした時、文章というとてつもなくパターンが多そうなジャンルでも、単語ごとにリスト化して判別できる技術を開発できたニュースにワクワクしました。ChatGPT以外のGeminiやClaude、LlaMAとさまざまな生成AIのツールがアップデートされている中、その成果物を評価する助けになるものへの需要の高さも実感されました。生み出すものがあれば、精査するものはそれ以上に必要とされる。自分はどちら側に携わる人であるかも考えさせられました。

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