投稿日：2025年03月24日 テクノロジー トピックス

こんばんは。榊原です。

Webサイトを観ていると、『このPCはトロイの木馬に感染しています』『ウイルスを検出しました』といった旨の警告が表示され、セキュリティソフトのダウンロードを促されたことはありませんか?

うっかりダウンロードしてしまいそうになる上に、大きな音を出してくる時もあるので、ぎょっとしてしまいますよね。しかし、F5キーを押してWebページを更新すると切り替わるので(切り替わらないものもあるそうですが)、システムから出たものではなく、ただの広告だと分かります。

そういった悪質な広告をアドウェアといいます。

アドウェアとは、「広告(advertisement)」と「ソフトウェア(ware)」を組み合わせた言葉です。

アドウェアを出現させる目的は、広告を表示させて収益を得る事です。

しかし、

・個人情報を盗み見る

・不正なソフトウェアをダウンロードさせる

といった目的の可能性もあります。

広告を見てもダウンロードしないように気をつければよいだけではないかと思うかもしれませんが、Webサイトに悪意のあるコードが書き込まれており、リンクを開いたりアンケートに回答したり、「~が許可を求めています」というポップアップの「許可」をクリックしただけで感染する危険性もあるため、注意が必要です。

アドウェアに感染した場合

・突然強制視聴のポップアップ広告が表示される

・ソフトの購入を求められる偽警告が出る

・WEBサイトを閲覧する際のホームページが変更される

・ツールバーが追加される

等の被害が発生します。

アドウェアに感染したときの対処法としては

・セキュリティ対策ソフトウェアを利用する

・アドウェア削除ツールを利用する

といった対処が必要になってきます。

もし、ソフトウェアをダウンロードしてしまい、クレジットカードの情報を入力してしまったらカード会社に対処法を相談してください。

普段からリスクを避けるために、セキュリティチェックを行い。安全性を確保していきましょう。