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日常の話 『フラッシュバック、夏の思い出』

投稿日:2018年08月20日

こんばんは、岡本です。

一昨日あたりから随分と涼しくなりましたが、皆様はお体の調子に変わり無く、
お盆休みは夏を満喫されましたでしょうか。

私の方は8/11~8/19の9日間とまとまったお休みを頂いたので、
この夏は海も花火大会も行くことができ、存分に夏を満喫させて頂き有り難く思います。

海は海水浴ではなく、西宮市にある御前浜公園までBBQに行って参りました。
予定日である8/12の天気予報では雲行きの様子が芳しくなかったですが、
当日はその予報が嘘のような快晴で、高校生の頃大好きだった15年ほど前のサマーソング、
『夏の思い出』や『Dream Drive』を聴きながら、最高の気分で現地まで向かいました。

御前浜公園は実家の最寄り駅から、駅間隔の比較的短い阪神電車で5駅ほどの距離です。
このような美しい光景が地元にあると知らず、あるいは、
近くを幾度となく通過したことがあるはずなので知っていたはずなのですが、
特に意識をすることもなく考えなしに少年時代を過ごしていました。

そばにある、美しいものに目を向ける。
世界が素晴らしいもので溢れていることに気づく。

人は日々の繰り返しの中で非日常を求めがちですが、美しいものは気づきさえすれば何時でもすぐそばにあります。
9日間業務から離れることで、人生においてその大切さを悟ることができました。

日々の業務においては、日常のリズムを守ることは極めて重要なことと思いますが、
私は勤勉であることと、遊び上手であることを、等しく同格に尊びます。
休暇という然るべき時に遊びを存分に満喫することで内面世界の棚卸しを行い、
衰えた感受性がみるみる蘇ることを実感できるのです。

やがて休暇は過ぎいつもの日常に舞い戻りますが、その直前・直後の今この時、
フラッシュバックする数多の夏の思い出を、癒えた感受性で紡ぎあげる瞑想のような物思いこそが、
これから生み出す創作品の方向性や先の人生における価値観を定める、

クリエイターとして、ひいてはデザイナーとしての、自身の感性の『設計作業』と考えております。

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