投稿日：2024年02月22日 トピックス

こんにちは。

早い事で3月も近くなり、春めいた空気も感じる日が増えてきました。

今日2月22日は、「猫の日」です。 「猫の日」は、1987（昭和62年）にペットフード工業会（現：ペットフード協会）と愛猫家の文化人などで構成される猫の日実行委員会によって制定されました。 最近はSNSなどを通じて愛猫家の方々が上げる写真など人気ですね。

猫と人の歴史は遡ると古代エジプトまで遡ります。 古代エジプトでは、穀物を荒らすネズミや害虫を狩る猫は重宝され、「守護の力」を持つと信仰されてきました。 実際に古代エジプトの神のバステト神は頭部がネコの女神です。

バステト神は最初、獰猛な猫の姿として太陽神ラーに代わり人々に罰を与える恐ろしい神とされていましたが、次第に「王の乳母」というファラオの守護者の役割を持つようになります。 そういった経緯もありバステト神は現在に至るまで、病気や悪霊からの守護や豊穣、音楽、踊り、家庭の守護にご利益がある神様として信仰されてきました。

日本でも同じように猫は、鼠害から蚕を守ってくれる事から商売繁盛の縁起物として信仰を集つめています。 実際に社狛犬の代わりに狛猫を置いている神社や今でも養蚕農家のための猫の書かれたお札などがあるらしいです。

猫が愛され続ける理由には、かわいいだけでなくどこか神秘的な雰囲気や人間の歴史に紐づいた信頼関係などもあるのかもしれませんね。