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世界規模のシステム障害
投稿日:2024年07月22日 テクノロジー トピックス ビジネス
こんばんは。田中です。
19日に発生したシステム障害ですが、「システム障害か。大変だな。」と他人事だったのですが、
実は一緒に業務している方が半日以上業務出来なくなったということを知り、全く他人事ではなかったことが発覚しました。
折角の機会なので今回のシステム障害について調べてみました。
内容としては、アメリカの情報セキュリティー会社「クラウドストライク」のセキュリティーソフトウェア「ファルコンセンサー」のアップデートに不具合が生じ、マイクロソフトのOSでシステム障害が発生しました。そのため、マイクロソフトの基本ソフト、ウィンドウズを搭載した端末(レジなど)にて障害がみられたようです。
影響を受けた端末は推定で850万台とのことですが、これはウィンドウズを搭載している端末の1%未満だそうです。
たった1%未満でこんなに大混乱になっているのに全ての端末がシステム障害になっていたら、と思うと少しゾッとしました。
現代人がいかにPCなどのシステムの恩恵を受けているか窺えます。
今回のシステム障害では、株価にも影響が出ているようで、クラウドストライクは前日比11.1%安。マイクロソフトはわずか0.7%安だったそうです。
イーロン・マスクはXにて「自動車のサプライチェーンに発作をもたらした。」とし、クラウドストライクを全てのシステムから削除したと投稿しました。他の企業もこの波に乗ると更にクラウドストライクの株価が下落するのではないでしょうか。
このシステム障害は過去最大規模の経済打撃をもたらし、巨額賠償問題に発展する可能性があるとのこと。
また、セキュリティー企業への分散が進むと予想されており、他のセキュリティー会社の株価が上昇したそうです。
今回のような問題と経済は密接になっていると改めて感じました。
最近、積立投資や株に興味があるので毎日のニュースチェックは怠らないようにしようと思いました。