ブログBlog
Excelでセルの範囲選択
投稿日:2024年08月23日 テクノロジー
こんにちは。松宮です。
本日はExcelのセルの選択範囲について書きたいと思います。
Excelで何か操作をする時に、まずセルの範囲を決める事が多いです。
小技とまではいかないかもしれないですが、意識して使うと便利な機能を紹介します。
たとえば文字列が記入されている列があるとします。文字列が記入されているセルをすべて範囲選択したいとします。1番最後のデータのセルまでドラッグする事もできますが正確に早く操作したいと思います。
データ列の1番上のセルをクリックし、キーボードのCtrlキーとShiftキーを同時に押しながら、下向き矢印キーを押します。
1番最後のデータがあるセルまで範囲選択ができます。
1番最後のセルを先に選択して、CtrlキーとShiftキーを同時に押しながら上向き矢印キーを押すこともできます。
ただし列内の途中に空白のセルがあればデータの最終行とみなされて空白から先のセルは選択されません。
次はExcelVBAで列のデータを全て選択していきたいと思います。
※ExcelVBAの基礎の文法は割愛させていただきます。
「マクロの記録」である列のデータ行だけを上記の操作で登録してみました。登録された操作のExcelVBAのコードを見てみましょう。
Sub データ行全選択()
Range(“A3”).Select
Range(Selection, Selection.End(xlDown)).Select
End Sub
コードの1行目でセルA3を選択します。A3を選択した状態で先程操作した様にデータの最終行まで選択してくれます。
他にも同じ様に左右や1番上のデータまで選択する事もできます。参考サイトを載せます。
Excel VBAで最終行・最終列を取得する:xlDown, xlToRight
是非操作しながら試してみてください。