投稿日：2024年12月20日 テクノロジー

こんばんは、三田です。今週の月曜日、業務で毎日使用しているAccessのCSVデータ取り込み処理が通常の2倍の時間がかかるという問い合わせがあり、原因調査を行いました。調査の結果、テーブルに過去分のデータが蓄積していたことが原因で取り込み処理が遅延していることが判明しました。しかし、さらに調査を進める中で新たな疑問が浮かびました。実は、同じ仕組みでCSVデータを取り込んでいるもう2つのプログラムでは、遅延が発生していないのです。遅延が発生している処理とそれらの違いを調べたところ、「小数点を扱うCSVを取り込んでいるかどうか」という点が異なることが分かりました。長整数型と単精度浮動小数点型の記憶領域はどちらも4バイトのはずですが、なぜか小数点を扱うテーブルの方が先に閾値に達していました。この現象について、さらに深掘りして原因を解明する必要があると感じています。

今後もAccessを使用した開発業務に携わる中で、小数点を扱うデータを考慮したテーブル設計を意識したいと思います。