投稿日：2019年04月03日

帰山です。

先日、NHKでガンダム誕生秘話という番組をやっていたので、少しだけですが観ました。
ガンダムは今でこそロボットものアニメとして大きな存在であり、新作も作り続けられているコンテンツですが、初代の放送当時は視聴率が低迷しており、制作環境もかなりひっ迫していて大変だったという内容もありました。
当時は子供に受けて、おもちゃが売れることがロボットアニメの価値であり、今でもそうなのでしょうが、そういった意味で最初は評価されなかったそうです。
ですが、重厚なストーリーが大学生など年齢層の高い視聴者に、また女性の支持の割合も高かったということで、根強い人気が残り、映画化などするなかでブームが起こったそうです。

大人向けの、リアルなロボットアニメ、という新しい価値観を作っていくことに成功したということだと思います。
新しいことに挑戦する、ということはよく言われますが、自分自身にとっても、今までやったことの無いことに挑戦する、ということは勇気が要り、失敗もしますし難しいです。

ガンダムはその成功例ですが、失敗したまま埋もれていった傑作、というのは、探せばたくさんあるのではないかと思いました。

自分の感覚ですが、ガンダムは50代くらいから、20代前半くらいまで、その前後も含めて幅広い年代の人が知っていることが多く、ジェネレーションギャップを越えて話題になることが出来たりします。
年上の人、年下の人との会話で、なかなか共通の話題が見つからないことがありますが、そういった時にたまにガンダムの話題が役に立ったり、ということがあります。

そこまで幅広く愛されてきたアニメなのだと、あらためて痛感しました。