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健康の話 『断酒』

投稿日:2019年04月25日

岡本です。

『リービング・ラスベガス』というニコラス・ケイジ主演の映画をご存知でしょうか。
アルコール依存症によって家族も友達も職も失い、ラスベガスに移り全てを捨て、酒に溺れて死すことを決意した主人公と、
ラスベガスで出会った女性との悲恋を描く、少し古い映画ですがいつまでも心に残る名画です。
アルコール依存症のカミングアウトと治療にポジティブなアメリカならではの映画と言えます。

私は、これまでお酒をこよなく愛していましたが、この度一切辞めることを決意いたしました。

今月は21日に情報処理技術者試験があり、試験勉強の為に月初から一切お酒を断っていましたが、
10日ほど不眠と頭痛に悩まされ勉強に集中できず、当日もそれまでの不眠が祟り、これまでの習慣を酷く悔やみました。
もっと早くに断酒していれば、もっと良い結果を残せたのかもしれません。

これは個人的な人生哲学なのですが、人生においてIFというものは存在しないものと思っております。
その時、他にそうすることができなかったから現在の自分があると考えます。
前向きに強く生きるためには、現在の自分を強く受け入れ、常にこれから先どうするかを考えるしかないのです。
過去の失敗は『今このタイミングで、そこに気づけたことを財産とする』、というのが前向きに生きるための秘訣と信じております。

現在は断酒から3週間以上経過し、夜も眠れるようになりましたが、
お酒から解放されたことで、今、自分が真に成すべきこと・やりたいことが明確化され、更に体調もすこぶる快調となると、
不思議なことに、お酒を飲みたいという気持ちが一切消失してしまいました。
この感覚は、6年前に禁煙を決意した時と全く同じ感覚です。
禁煙時の動機は『今この瞬間を人生のターニングポイント』にする、という強い希望を持ってのことでしたが、
6年経過した現在でも、あの時決意したことは間違ってなかった、と常々感じております。
そして元号も変わるこのタイミングと同時に、この決意が再び更なる飛躍を目指す為のターニングポイントとなると信じております。

自身を向上させ人生を豊かにするために、自身を案ずる人の為に、何があっても有言実行を貫き通したいと思います。

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