投稿日：2019年06月25日

帰山です

先日、あるブログサイトを見ていて、割と衝撃的なタイトルの記事があったので読んでみたら、タイトルが間違い、というわけではないのですが、勘違いを促すような書かれ方をしていて、記事の内容は思ったような中身では無かった、ということがありました。

ニュースなどのメディアを受け取る側は正確な情報を知りたい、と思いますが。
記事を書く側は、自分が伝えたいことを、たくさんの人に受け取ってもらいたいと考えます。

当たり前のことですが、その価値観の違いを理解していないと、正しい情報を受け取れません。

ニュースや新聞など、映像や写真や専門家の意見、となると信憑性が高く、すぐにそれが客観的で正確な真実だと勘違いしてしまいますが、実際は記者の目線から見た一つの側面で、専門家ではない記者が情報をまとめた内容で、あるいは視聴率などをとるために脚色や編集がなされていることが常です。

最近では、高齢ドライバーの事故がニュースになり社会問題になりましたが、年齢別に事故率が高いのは実は10代20代だという統計もあります。
高齢ドライバーの問題と、若者の事故の問題は全く別次元の話なので、高齢者について集中的に報道することは、今やらなければいけない大切なことだと思いますが。交通事故全体の問題や課題という意味では、高齢者ドライバーの問題は一側面でしかないということを、つい見落としてしまいそうになります。

そういった発信者の意図を理解したうえで情報を受け取らないと、一側面だけの偏った情報だけで、本当の真実を勘違いしてしまうということが起こり得ます。

とはいえ、理解していてもネットの中で情報が溢れていると、何が正しくて何が間違っているのかわからなくなってしまいます。
こういった自分で書いているブログの内容も、100％正しいことを書いている、と胸を張って言うのはなかなか難しいなと思います。