投稿日：2019年11月01日

ヌノです。
先日見たニュースの内容ですが、高校生がAEDについてのとある問題解決のアイデアが紹介されていました。

AEDの使用方法です。AEDは使用する際にパッドを所定の箇所に貼るのですが、地肌に貼る必要があります。
問題点というのは、対象者が女性である場合に、貼ることができるかどうかという問題です。

全国の高校で、心肺停止状態の人にAEDを使用したかどうかを調査で男性が約80%に対して女性は約50%だったそうで、実際に街頭インタビューでも「セクハラとか胸を触られたとか。怖いですね。触っていいのかどうかって、躊躇すると思います」と答えた男性が映っていました。
僕は実際にそのような場面に遭遇したことはありませんが、仮に遭遇した場合は、やはり躊躇すると思います。

そういった問題に対するアイデアとして高校生が考えたのが「まもるまる」という救命シートです。
AED使用者にたいしてシートをかぶせる事で、パッドを張る際に周囲から見えなくなります。
また、シートにはパッドを張る位置や心臓マッサージをする位置が図で書かれている為わかりやすくなっています。

プレゼン後に医師からの質問で「人によって図と位置が異なる場合があるのでは？」という質問に対し、「ずれていては意味がないので、学校で男性教師やクラスメイトで試してもらったが、ずれていなかったのでこのデザインにした」とある程度事前に、問題提起をし、調査していた模様。

この高校生たちが考えたアイデアもそうですが、着眼点が凄いなと思いました。