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自動運転技術について

投稿日:2016年02月03日

こんにちは、サカです。

ここのところとても寒いですね。皆さん風邪などお召しになられていませんか?

さて今回は前々回のドローンについての記事で触れた自動車の自動運転技術に
ついて書いてみます。

先日、無事故を誇るGoogleの自動運転実験車がアメリカの道路で実験中に警察に
止められたそうです。理由は…..
「スピードが遅いから!」
法定速度を守っていたそうです。なので何も悪くないと思うのですが、他の車の
流れにのる必要があるとのことだそうですが、まさか法定速度をやぶるように
プログラムするわけにはいきませんよね。
このように現実的にはいろいろと問題があります。
一番問題なのは事故が起きた時のことだと思います。
事故が起きたら、製造会社が責任を取るのでしょうか?それともソフトウェア会社?
これらの責任を回避しようとすると自動車の運転責任はあくまでも運転者で自動運転
技術はあくまでもサポートという事になりかねません。
それでは結局完全な自動運転は不可能になると思います。
(自動運転してお酒を飲めるのか?とかいろいろ疑問です)
また、事故も自動運転車同士が事故を起こすとは限りませんし、自動運転車
対有人手動運転者、または対バイク、自転車、歩行者等いろいろ考えられます。
もちろん相手も交通法規を守るとは限りません。
その時、事故を回避するための対応についても、避けると自身は
助かるが、他の歩行者等にぶつかってしまうかもしれない等どう
やっても事故がさけられないジレンマや歩行者を救うか同乗者を
救うか二者選択に陥った時はどうするのでしょうか?
避け方も歩道に乗り上げてみたり一時的に法定速度を超えた速度で
回避する必要があるような行動なども交通法規をやぶる必要がある
かもしれません。そうすると前述の法定速度
のように機械では融通をきかせられませんし、臨機応変に判断・処理
もできません。

自動車も飛行機や電車のようにもっとインフラから管制するようなシステムを作って、自動車
交通網全体を自動化に向けて整備するならある程度対応可能かと思いますが、やはり
緊急時の融通や臨機応変な対応には無理がある気がします。
線路のある電車だって自動運転は数えるほどしか実現されていません。電車だって
あんなに管理されているのに事故はなくなりませんしね。

今後実用化が目指されているようですが、考えれば考えるほど自動車自身の個々の自動運転
技術は問題なく可能になるような気がしますが、交通環境として考えた場合、まだまだ
いろいろな難しい問題があると思われます。
みなさんはどう思いますか?

ではまた。

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