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私の好きな物・趣味、「SF小説」

投稿日:2016年04月08日

こんにちは、サカです。

随分暖かくなってきましたね。桜ももうすぐ散ってしまうでしょうか。

さて今回は私の好きなものや趣味等の話です。「SF小説」です。
最近ツイッターで声優の池澤春名さんが、「宇宙人が自らの遺伝子を
電波で送って、それをキャッチして遺伝子から宇宙人を作ったら
それが侵略者だったみたいな話が昔あったはずですが」という質問ツィートに
対し、いろんな人が返信して、その中にドナルド・モフィットの「創世伝説」
の事を書いている人がいたので懐かしいと思い、SFについて書いてみようかと
思いました。もちろんこの作品・シリーズも好きだったので全て読みました。
これは地球人類が滅ぶ前にDNAを電波で宇宙に送ったものを異星人が
受信して地球人類を再生するといった話で、ツィッターで質問されたのとは
逆パターンです。

以下ネタバレあり

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他にも同作者の「星々の聖典・教主」シリーズも好きでした。
こちらは宇宙に進出した未来の人類世界ではイスラム教が主流となり
火星の少数派のキリスト教徒の主人公が色々な事件に巻き込まれていくといった
話で、最終的にアルファ・ケンタウリをメッカのある地球に近づけるため
アルファ・ケンタウリのスルタン等が計画し、ブラックホールの重力を
利用して物理的に地球をアルファ・ケンタウリに近づけるといった荒唐無稽な
ものでした。
イスラム教が出てくるあたり現在だったら色々と当時と違った反応が
あったと思います。
そういえばジョージ・アレック・エフィンジャー「重力が衰えるとき」の
シリーズも舞台は中東のイスラム世界でした。
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子供の頃から私は「SF小説」を読むのが好きでした。
最初は図書館で子供向けの海外物のいわゆるジュブナイルの翻訳本から
始まりました。未だに多少は日本の作品も読みますが、ほとんどは海外
作品です。

文庫版がメインですから、おのずと早川文庫か東京創元社になります。
以前はサンリオSF文庫があったのですが、残念ながら廃刊となって
しまいました。サンリオSF文庫は装丁・表紙イラストがすばらしく
マニアックなものも多いので古書市場ではかなり高価に扱われて
いるそうです。

好きな作家は
アイザック・アシモフ、アーサーCクラーク、ロバートAハインライン、
ラリー・ニーブン、ジェイムズ・P・ホーガン、ジョージ・アレック・エフィンジャー、
アルフレッド・ベスター、オースン・スコット・カード、ジョン・ヴァーリィ、
ロバート・J・ソウヤー、ロバート・アスプリン、フレドリック・ブラウン、
グレッグ・イーガン、ドナルド・モフィット、グラント・キャリン、
レイ・ブラッドベリ、デイヴィッド・ファインタック、デイヴィッド・ウェーバー、
マイク・レズニック、デイヴィッド・ブリン、ロイス・マクマスター・ビジョルド、
ジョン・スコルジー
等です。
特にアイザック・アシモフの銀河帝国シリーズは全て読みましたが、
ここから少しネタバレ

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実はもう一つのロボットシリーズととある人物でつなっがており
連続した壮大な物語となっています。旧銀河帝国のとある登場人物
(人でないかも!)がロボットシリーズの「鋼鉄都市」に登場して
おります。
特にロボット三原則を拡張した第零原則がそのつながりのキーワード
となっています。これは以前書いた車の自動運転技術のジレンマにも
影響すると思います。
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あとはジェイムズ・P・ホーガンの「星を継ぐもの」シリーズも好きだった
のですが、作者が2010年にお亡くなりになられてしまいました。
実は私は1986年に吹田で開かれた日本SF大会(DAICON5)で来日されて
いる時、作者を直接お見かけしました。(その時手塚先生も見かけましたが)

このように近年では軒並み作家の高齢化が進み、亡くなられる方が増えて
いて読みたい物が少なくなってきました。
SFではなくファンタジーですがロバート・アスプリンの「マジカルランド」
シリーズも好きでしたが作者が2008年に亡くなった後、ジョディ・リン・ナイ
がシリーズを引き継いだはずですが、新作も邦訳もほとんどありません。
事実上シリーズが終わりなんでしょうね。

近年ではロイス・マクマスター・ビジョルドのヴォルコシガンサーガ
シリーズが好きですが、これももうすぐシリーズが終わりそうです。
主人公が結婚してから、他の登場人物の外伝的なものが多いです。

今後、グレッグ・イーガンやロバート・J・ソウヤー等の新作はまだ
期待できると思っているんですが、どうなのでしょうか?

ちなみに日本の作家では「ねらわれた学園」や「なぞの転校生」の眉村卓さん
が好きです。これらの少年向け?物が昔NHKのドラマシリーズではまりました。
あとは眉村さんのショートショート等ですかね。昔は筒井康隆や豊田有恒なんかも
読みましたが、最近は日本の作品は滅多に読みません。

でもそもそも最近は忙しくて本をゆっくり読む暇がありません。
もっぱら購入後つんどく状態です。どちらかというとプログラムの専門書を
読まないといけないです。
以上、私の好きなSF小説や作家のお話しでした。
ではまた。

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