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情報を疑うこと
投稿日:2021年06月14日 トピックス
帰山です
先日ニュースで、AIで合成した存在しない人物の顔写真が不適切に使われていた、というものがありました。
例えばショッピングサイトの「お客様の意見」の部分などで、まるで実在の人物のように合成画像が使われていた、ということです。
自分が目で見たもの以外の、あらゆる情報は、全て疑っていかなければいけないと改めて感じます。
雑誌、新聞、テレビ、ネット、の情報は全て疑いの対象になってしまいます。
文章は一番加工しやすい情報ですが、写真や動画も、今では自由に加工して本物のようにすり替えることが出来ます。
ニュースなどでも、動画で情報が入ってくると、説得力や信憑性が増します。動画が加工されているとは思わないからです。
昔は、動画の加工は難しかったですが、今ではCGで簡単に修正出来てしまいます。
またCGなんかを使わなくても、映像の切り貼りといった編集で、いくらでも情報は修正出来てしまいます。
最初の話に戻りますが、写真に写っている人を見て、その人が実在するかどうかすら分からない、というのは不思議な世の中になったなと思います。
そのニュースすら、本当に真実かどうか、確かめたわけでは無いのでわかりませんが。
ネットが普及して、得られる情報は多くなりましたが、虚偽の情報なども含めると、結局同じなのでは、とも思ってしまいます。
正しい情報を見極める力、というものがもっと求められますが、まず大事なのは、どのようなことでも「本当にそうだろうか?」と疑うことです。
自分自身、仕事の中でもプライベートでも、意図せず間違った情報を流さないように気を付けたいと思います。