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プログラマの三大美徳

投稿日:2021年06月23日 テクノロジー

こんにちは、江宮です。

現在の業務ではPerlを扱っています。

今日はそんなPerlの開発者であるラリー・ウォール氏が提唱したプログラマの三大美学を紹介したいと思います。

それは、「怠惰」「短気」「傲慢」というものです。

言葉だけ聞くとなんだか嫌なやつみたいですね。

その嫌なやつ的要素がプログラマには必要らしいです。

順に見ていきましょう。


怠惰(Laziness)

一般的に怠惰という言葉からは怠けていてだらしないニュアンスを感じますが、ここでいう怠惰とは、面倒な仕事を避けることです。

つまり、労力や時間のかかる面倒な作業は勤勉なコンピュータに任せて、我々は楽をしていこうということですね。

またプログラムをリリースした後、ユーザーからたくさんの質問に応じることも手間がかかります。

そうならないよう、事前に詳細なマニュアルを作成しておこうという意味もあります。


短気(Impatience)

短気というと些細なことでもすぐイライラする意味でよく用いられます。

ここではその対象がプログラムという点です。

処理スピードが遅かったり、すぐに落ちたりするアプリだとイライラしてしまうことありますよね。

そんなユーザーの短気気質をあらかじめ考慮しながら、仕様変更や障害に強いプログラムを書こうということです。

仕様変更があったとしても、関数や変数で依存性を少なくしてると影響範囲も小さくできそうです。

また障害が起こったとしても、ログを充実させていると復帰が早くなりそうです。


傲慢(Hubris)

最後の傲慢は、かなり悪者キャラのイメージですが、ここでの意味はプログラム自体の品質に責任とプライドを持つことです。

言い換えるなら、誰からも指摘されないような完璧性を追い求めながら作業することでしょうか。

また、複雑なコードではなく誰にでもわかるようなコードを書くことで、保守性も上がります。


まとめ

今回プログラマにの三大美徳を紹介しましが、実は2年目の僕がしっかり実践していくには、スキルがまだまだ足りないなを感じました。

また、進捗状況に不安があるときは美徳どころではなくなります。

そうならないように、なるべく早い段階で作業を分解して進捗状況を把握することも大切でしょう。

まずは知識、経験をもっと付けていかなくてはと思います。
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