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30年前の記憶
投稿日:2022年04月19日 テクノロジー ライフスタイル
毎日暑くなったり寒くなったりとなかなか体が付いていかない 今日この頃です。こんにちは、サカタです。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
先日テレビの番組で、昨年「FACEBOOK」が社名を「Meta」(Meta Platforms, Inc.)に 変更しましたが、その元になった言葉「メタバース(metaverse)」は「超(meta)」と 「宇宙(universe)」を組み合わせた造語で、もともとはSF作家のニール・スティーヴンスン が1992年に発表したサイバーパンク小説「スノウ・クラッシュ」に登場する架空の仮想空間 サービスの名称だったと知りました。
あれ?…
実はちょうどその30年前の当時「スノウ・クラッシュ」を私はリアルタイムで 読んでいました。
でもサイバーパンクのネットの印象が強くて、仮想空間やヴァーチャルリアリティの事に ついての小説だった記憶があまりなかったので全く気付いていませんでした。
むしろ同じ1992年に日本の柾 悟郎が発表した小説「ヴィーナス・シティ」(日本SF大賞)の方が味覚も 備わったVR技術の話で画期的だった記憶の方が強かったです。
また、その後に発表されたニール・スティーヴンスンの「クリプトノミコン」の方が おもしろかった記憶があります。4分冊で読むのは大変でしたがエニグマ解読のアラン・ チューリングの話が出てきてとても印象に残っています。
(もちろんカンバーバッチがチューリング演じた映画「イミテーション・ゲーム」も劇場で見ました)
この件で既に30年前には発想やアイディアはあったのに現実はまだまだ追いついていないと感じました。
やっとリモートワークがコロナのせいで現実化されただけでした。ARは昔はなかった発送かも
「スノウ・クラッシュ」は今年早川書房から復刊されたようです。
それではまた。