投稿日：2017年11月27日

こんばんは、中川です。

近頃、バク宙するロボットの映像が報道され、見事成功する様子や、まるで人間のように失敗する様子が話題になっていますね。

これは、アメリカの企業 ボストン・ダイナミクスが制作した“アトラス”という二足歩行のロボットです。

ボストン・ダイナミクス社は、過去に“ビッグドッグ”、“ワイルドキャット”といった四足歩行ロボットも制作しています。
どちらも紹介動画が公開されていますが、この動画はかなりおススメです。

高い姿勢制御能力や悪路走破能力をアピールするための動画なのですが、動きが本物の生き物のようで、とても面白いのです。

特にビッグドッグがいいです。
歩く姿がユーモラスで、まるで中に二人の小さいおじさんが入って動かしているんじゃないかと思ってしまいます。
歩いているビッグドッグの横っ腹を大のおとなが蹴ってよろけさせる様子や、凍った路面で滑りながらも転ばないようにもがく様子は、ちょっとした悩みなら消えてしまうくらい笑えます。

アトラスに限らず、技術の進歩はとても興味深いですが、こうした技術が往々にして軍事目的で開発・使用されることは忘れてはなりません。

ボストン・ダイナミクス社はかつてグーグルに買収されていた時期がありますが、そのニュースを見た時は、グーグルマップやアンドロイドスマホのGPS機能と連動して場所を特定され、ロボット達が追いかけてくる未来を妄想し、少し怖くなったことを覚えています。
ビッグドッグがあのユーモラスな歩き方でどこまでも追跡してくる様子は、たぶんターミネーターより怖い。

今回、ソフトバンクの孫社長が買収しましたが、世の中を良くするために技術が使われることを願います。