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ADOBE ANIMATE

投稿日:2017年12月12日

こんばんは、中川です。

ご存知の方も多いと思うのですが、前からどこかで言いたかったことについて書きたいと思います。

2020年、FlashPlayerのサポートが終了します。
モバイル環境では既にそうなっているので、世の中的には「Flashは終わった」というイメージが強いと思います。

しかし、実際にはサポートが終了するのはFlashPlayerであり、Flashではない、ということです。

Flashはそもそもアニメ作成のための描画、タイムライン制御、出力までの機能を備え、さらにインタラクティブ性を追加するためのプログラム言語(Actionscript)も備えたオールインワンソフトです。
そしてFlashPlayerは、Flashが出力できる形式の1つであるswfファイルをブラウザ上で動作させるためのプラグインに過ぎません。

このFlashPlayerがセキュリティの脆弱性等の問題でサポート終了するわけですが、先に書いた通り、コンテンツ作成ツールとしてのFlash自体は今後も続投します。

現在、Adobeは、FlashをAdobe Animateへと名称変更し、
・マルチプラットフォームのアプリケーション
・html5、WebGLへのコンテンツ
などの開発環境としてアップグレードし続けています。

Animateと名前を変えただけあり、アニメーション制作に関する機能も強化されているので、私にとっては今でも最も使いやすいコンテンツ作成ツールです。
一世を風靡した分だけ廃れたイメージが強いですが、応援したいソフトウェアであります。

ポートフォリオに収録しているアニメ「一週間のうた」も、ADOBE ANIMATEで制作しています。
よろしければ、ご覧ください。

http://www.glissando.co.jp/portfolio_site/nakagawa/

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