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目的がわかるひと工夫の大切さ

投稿日:2022年09月26日 デザイン

こんばんは、南川です。

今日は、「ダブル計算機」というアプリについてのお話をしたいと思います。

新聞の記事で見つけた内容ですが、ひと工夫の大切さを感じた話でした。

現在、iPhoneとiPadに置いて「ダブル計算機」というアプリがあります。一つの画面に、二つの計算機が横並びに表示されているもので、それぞれの計算機で別々の計算をしたり、計算結果をもう一方の計算に表示させたりできる優れものです。現在、無料版と有料版の二つがリリースされています。

開発者の方は、定年後に「Swift」を学び、「こんなものがあったらいいな」というスマホアプリとして「ダブル計算機」を開発したと記事に書かれていました。しかし、リリース当初は、「縦画面では計算機が一つしか表示されないので、利用者が横画面にしなければもう一つの計算機に気付けない」という問題が判明し、改良版ではアプリ起動時から横画面固定で二つの計算機が表示されるようになりました。その結果、アプリの目的が一目瞭然となりダウンロード数が増えたとのことです。

私自身、無料版の方をダウンロードして使用してみましたが、確かに、最初に縦画面表示で一つしか表示されなかったら二つ目の計算機は気付きにくいかもしれないと感じました。改良版は使ってみると、小さなスマホ画面の横並びでも電卓が押しやすく、複数の計算をする際には重宝します。

良いアプリを作っても、利用目的が一目でわからなければ意味がない。使用者に寄り添うひと工夫の大切さを実感しました。

南川

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